マルチ・スタンダード4ESのオーディオ・デコーダ(CWda401)は、SideWorks™ 技術を用いて、放送市場向けに設計されたFPGAデバイスおよびカスタムASIC用のIPコアです。
システムは、4つのFireWorks™ CPU持ち、それぞれ、SideWorks™ リコンフィギャラブル・アクセラレータを共有しています。その中の1つのプロセッサが、瞬時に遅延なしにアクセラレータを制御します。
各CPUコアが、1つのエレメンタリ・ストリーム(ES)をディコードするので、同時に4ESのエンコードが可能になります。
本システムは、 2つのサードパーティ製のマルチ・ポート・メモリ・コントローラを使って、プログラムRAMとデータRAMとインタフェースします。各メモリ・コントロー ラは、 SideWorks™ アクセレータが2つのFireWorks™ プロセッサのいずれかによって制御されている時、2個のプロセッサとそのアクセラレータによって共有されています。
オーディオ・コーデック用のファームウェアは、SPIスレーブ・インタフェースを経由してロードされます。それは、個々のコンフィギュレーション、コントロールおよびステータス・レジスタをグループ化して、ディコーダーをコンフィギャ、制御、そして監視します。
● ブロック図

● FPGAリソース使用情報
| ファミリ | スライス数 | BRAM | DSP48E |
F (MHz) |
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| Xilinx Spartan-6™ | 14k | 160 | 48 | 75 | |
| ● 特徴 | ||
| ■ | リアルタイム4-ES デコーディング@75 MHz | |
| ■ | 2x 5.1チャネルAAC LC または4x 2 チャネル AAC と MPEG1 Layer II 同時デコード | |
| ■ | 4コアのFireWorks CPUシステム + SideWorks リコンフィギャラブル・アクセラレータ | |
| ■ | ISO/IEC 11172-3 MPEG オーディオ標準準拠のMPEG1 Layer-II デコーダ | |
| ■ | ISO/IEC 13818-7, ISO/IEC 14496-3 と日本のARIB 標準に準拠したFraunhofer IISの高信頼性ソフトを使ったAAC LC デコーダ | |
| ■ | AAC LCデコーダは、ADTS、ADIF、LATMとLOASトランスポート・ストリーム・タイプをサポート | |
| ■ | オーディオ・フォーマットと転送タイプを除いて、新しいパケットを検出時にフレーム失いのないシムレスデコーディング | |
| ■ | 1フレームのレーテンシのみ | |
| ■ | 高速パーシング・モードと一時停止のポーズ・モード | |
| ■ | 有効フレームの識別フラグを持った、FIFOライクのパラレルTDMオーディオ・データ入力と出力インターフェース。エンコードのパラメータは、出力フレームに同期して出力 | |
| ■ | ブート・ロードと設定、制御およびステータス・レジスタのアクセス用のSPIスレーブ・インタフェース | |
| ■ | 制御およびステータス・レジスタのアクセス用のAPBスレーブ・インタフェース (オプション) | |
| ■ | Coreworks CWda14/15 IPベースのAES3、SPDIF、SMPTE337Mオーディオ・データ入力と出力インターフェース(オプション) | |
| ■ | Coreworks CWda18/19 IP ベースのI2S/TDMオーディオ・データ入力と出力インターフェース(オプションの) | |
| ■ | メモリ・コントローラへ接続用のAMBA-AHB マスタ・インターフェース(オプション) | |
| ■ | Xilinx,、Altera等の3rd パーディのメモリ・コントローラ・インターフェース(オプション) | |
| ● 納品物 | ||
| ■ | データシート | |
| ■ | FPGA ネットリストとインプリメンテーション制約ファイル | |
| ■ | バイナリ・プログラム. | |
| ■ | トップ・レベル・プロジェクトのサンプル | |
| ■ | UPP IP経由のSpartan-6 ベースの評価環境 (サードパーティからFPGA ボードを購入する必要があります) | |


